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陽子線治療ネットについて

陽子線治療に関するアンケートと訪問調査プログラムの目的・実施方法・結果を「本HP」にて公表します。

2017年3月15日

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研究の概要1

◯陽子線治療は、物理的にX線治療よりもがん全体に集中して根治的線量を投与可能。
◯よって、既存治療と比較した安全性の向上・腫瘍制御率の向上に関する臨床評価が必要。
◯一方で、先進医療に伴う個人負担、患者背景のバイアス、膨大なコスト等の面で第三相試験による既存治療との比較が困難。
◯新たな臨床研究の仕組みが必要。

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研究の概要2

◯2015年度の先進医療会議において、日本放射線腫瘍学会(JASTRO)が全陽子線・重粒子線治療施設を取りまとめ、先進医療Bでの臨床研究を進める一方で、それ以外の疾患・病態に関しては、統一治療方針での治療、全例登録、施設訪問調査を必須とする先進医療Aで行うことが定められた。
◯本研究は、このような陽子線治療施設の先進医療Aを勧めるにあたり、各施設の臨床研究体制の実情を調査し、必要に応じて改善し、全例登録システムを活用した既存治療との安全性・効果の比較を次年度以降に可能とすることを研究目的とする。

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研究の概要3

◯JASTROと連携
◯全陽子線治療実施施設の臨床研究体制に関するアンケート調査実施
◯陽子線治療全施設への訪問調査プログラムを今年度中に策定
◯実際の訪問調査を開始